今週の赤い戦闘機(3月17日号)
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 先週末に退院して、ナラシにもかかわらず荷物搬送仕事をかねた出張に駆り出された赤い戦闘機ですが、実に春らしい良い天気の中、順調に瀬戸大橋を渡っております。

 ここ2ヵ月ほど走り回ったサニーと比べるのは酷とは思うのですが、やはりクルマとしての出来というか基本というか、まったく異なるもんです。ほぼ同い年のクルマなのに、これほど違うかと改めて思ってしまうほどレベルが違いすぎ。

 大量生産の大衆車とはいえスポーツカー、あるいはGTカーとして作られた赤い戦闘機に対して、国民車構想の延長線上で庶民の足となるべく作られたサニーですから、狙ってるレベルが違って当然ではあります。が、ふと何だかなぁと思ってしまうのは、クルマ作りやクルマ使いの「常識」が違ってしまってるんじゃないかと思うこと。そして、その違いは、この40年でその差を小さくしてきたのではなく、そのまま放置されてきたんじゃないかということ。
 感じてしまう違いを端的に言うと・・・クルマというものを本気で使い尽くそうとする意志が、日本車には希薄に感じること。

 実用に役立てるのであれば、とことん役立つように作って、とことん使う。楽しさを得たいのなら、とことん楽しめるように作って、とことん楽しむ。あれもこれもと思うのなら、あれもこれも成立するようとことん突き詰めて作り、そのように使う。
 サニーの時代、日本は発展途上国ですから、技術的に無理なことも多かったでしょうが、その後に生み出されているクルマたちを傍観するに、そこそこよくできてて、そこそこの使い方しかしない、というクルマがほとんどな気がします。あれもこれも「そこそこ」なんですよねぇ。

 中庸の美学といえば聞こえがいいですが、赤い戦闘機なんぞに乗ってしまうと、中庸ではなく中途半端に見えてきてしまいます。
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by kaz-105 | 2010-03-17 12:09 | アルファで全開! | Trackback | Comments(0)
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