青いチューリップ
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 友人から「青いチューリップ」をいただいた。

 なんと言うか、実に微妙。

 彼女が彼氏から花をプレゼントされて、そのお裾分けが回って来たもの。なので、その部分に関しては、つまりは「気持ち」の部分に関しては、微笑ましくも嬉しい状況以外の何ものでもなく、「よかったねぇ」がすべてなのではあるが・・・「キレイだねぇ」とは素直に言えない微妙さが在る。

 「花木」について特に詳しいわけではないので(ココで、造園設計で飯を食ってたじゃねぇか!ってぇ突っ込みはしないでいただきたい。詳しいと自称できるほど植物に詳しくなくても、造園設計ってぇ仕事は可能なのである。)確かなコトは知らないのだが、この「青いチューリップ」は、青い花を咲かせる品種があるのではなく、染料で青く「後加工」したもののようだ。ために、茎や葉っぱも自然な緑色ではなく妙に青黒くなっている。さらには、ガラスコップの水も一晩を経過して何らや青紫に染まっている。
 そもそも「切り花」なんだから、好みに従ってどうアレンジしようが(=どう加工しようが)好きにすればイイものとは思うものの、個人的には(あくまで個人的には、です)この種の加工をしてしまうのは、ちっとも美しいとは思えないってのが正直なところ。「珍しい」とか「見たこともない」(そもそも「青いチューリップ」ってなもんは世に存在しないハズのものですから)からといって、それを珍重しようとは思わないし、ましてやそれを美しいと思ってしまっては「本業に関わる感性」が歪んでしまいそうだなと。

 もっとも、世には「虹色のバラ」なんてぇものも作られてて、人気のため品薄なのだそうだ。これなどは、一目で「こんなの、あるはずないじゃん!」と思えるものなので、どうやって加工しているのかという技術的な好奇心は湧くものの、「花」としての興味も魅力もとんと湧いては来ない。
 これは、蝋細工の食品サンプルと同じ。「もの」として興味も湧くし評価もすれど、「食品」としての魅力が皆無なのが当たり前。つまりは、扱い方を間違えると、とんだことになる。例えば、災害支援物資として「蝋細工の食品サンプル」を送るヒトは居ない。(食堂再開の開業支援として送るのはアリそうだけど)
 同様に、この手の「花」も、扱い方や接し方を間違えると、とんでもないことになるような気がしてならず、「特別の日の贈り物」とかという使用用途も、何やら危うい匂いがしてならない。
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by kaz-105 | 2012-03-01 12:21 | ぽよよんな日々 | Trackback | Comments(0)
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