お茶休憩
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 雛飾りの片付けが終了して、ちょいとお茶休憩中。

 今日は抹茶とかじゃなくて番茶。我が家では通称「お庭のゴミ」と呼んでるヤツ。お茶の葉の風景がね、まるで庭を掃いたゴミそのものに見えるもんで。が、安くて旨い。
 小鹿田焼の小皿に砥部焼のソバチョコ。ともにお気に入りの普通の食器。というか雑器。
 小鹿田焼は、かの柳宗悦センセのおかげですっかり全国区な感じだし、砥部焼も大手デパートで普通に見かけるようになってすっかり全国区な感じ。

 ところで、志賀高原は横手山の山頂レストランで、名物のシチューが砥部焼の器に入って出て来たときには正直ビックリした。しかも、いわゆる砥部焼らしい「極めて重い」器だったので、こんな山頂までこの重い器を運ぶのは大変だったろうし、日々のサービスも大変だろうとあらぬ心配をしてしまった。一方、この砥部焼のソバチョコは、重くない。個人的には、砥部焼は日常雑器であるのだから、軽くて使いやすいに越したことはないと思っている。というか、その方が(軽い方が)望ましい。その意味では、全国区になって都心デパートなどで売られている砥部焼は、「分厚くて重い」ことが砥部焼の魅力的特徴であるという認識が定着しているフシがあって、今ひとつな感がしてならない。
 大鉢などが、その大きさから必然的にある程度以上に重くなるのは仕方ないとしても、安定感を決定づけるのは、印象上も実際も「形」であって「重さ」ではないので、重心の位置ならともかく「重さ」そのものを前面に出して魅力のひとつと表明するのは、造形側の手抜きではないかと思えてしまう。
 しかして、このソバチョコ。通常流通してる砥部焼のソバチョコと同一形状で一回り大きいにもかかわらず、はるかに軽い。つまりは、薄い。が、口当たりは柔らかい。口が触れる縁の部分だけが微妙な厚みを持ち入念に造形されている。こういうのが「職人の普通の手仕事」であって欲しい。
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by kaz-105 | 2012-03-29 16:57 | ぽよよんな日々 | Trackback | Comments(0)
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