照明って大事
 このところ身近に「引越しネタ」が多いんですが、世の中そういう時期なんでしょうか。

 本日も引越しネタでおます。
 友人が仕事がらみの引越しのため初東京生活を始めるにあたり、住まい探しから協力させていただいたんですが、本日「最終段階」ともいえる作業を実施。ちょいと思わぬ事態も発覚しましたが、ほぼ無事に終了と。
 ナニをしたかというと、「ペンダントライトの取付」でおます。

 午後の日差しもそこそこ傾き始めた頃に、「物件下見」から何度か訪れている友人宅に、工具をぶら下げてお邪魔しました。
 (蛇足1:「建築」と呼ぶのはともかくとして、「建物」とか「住宅」とか「土地」とかのことを「物件」と呼ぶ世界・業界って、一種独特のメンタリティが在るようで理解しにくい上に共感を持てないことが多いのは、気のせいでしょうか・・・)

e0011321_2201245.jpg 「作業現場」に入ると同時に迎えてくれたのは、何ともイイ感じにディスプレイされた出窓。
 引越しにあたっては「賃貸」の制限の中で可能な「気持ちよく住むためのアレコレ」について助言しまくったんですが、カーテン&ブラインド類もそのひとつ。ウッドブラインドがいい味を出してくれてるのに一安心。
 (蛇足2:住まい手であるご夫人のディスプレイセンスの名誉を守るために付記しておきますが、渋い食器の前に置かれた果物はオイラたちが持ち込んだものでして、オリジナルの状態ではそれらは無かったと。ま、果物アリも、悪くはないでしょ?ね?)
 (蛇足3:出窓の手前には、柿色のロールブラインドも設けてありまして、外光の表情をあれこれ楽しめるようになっております。)

 あれこれアドバイスした中で最も「大物」だったのが、収納家具。
 海外からの引越しだったせいか持ち込み家具に偏りがあった上に、見つかった「物件」の間取りに合わせた収納計画を検討した結果、リビング壁面に収納家具を新調するという結論に至り・・・しかし予算には限りがあるぞと。
 限られた予算で最大限の効果を期待したい時に頼りになるとすれば、アレです。賢く使えば実にユースフルなIKEA。
 (蛇足4:つまりは、賢く使わなければ&賢く使えなければ、ガッカリしてしまうのもIKEA、でもあります。)
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 現場を入念に実測し、置きたい家具だの物品だのも実測し、室全体のレイアウトを検討した上で購入すべき「組合せ」を見出しております。ま、下準備はソコソコ面倒ではありますが、解くべきプログラムが頭に入ってしまえば後は比較的簡明で「難しいプランニング」というわけではありません。とはいえ、IKEAスタッフとの相談やら確認やらは、やっぱ面倒だけど。購入だけでなく施工が絡むと特に。
 ピアノ&ビオラを置くスペースを確保し、インターホンだの電話だのの都合も考えた上で、かつ少しは「お飾り」を楽しむスペースも欲しい、てなことをクリアしつつ、最大限に収納容量は確保しましょう、とおいう組合せ。梁下やカーテンボックスをかわすのがポイントでしたと書けば、ご同業の方々には「あ、なぁるほどね」と納得いただけるであろう「こうするしか、ないよね」という組合せのひとつであります。
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 で、最後にちょっとした茶目っ気のような「処理」がしてありまして、それは引き出し類の「把手」。IKEA店頭では決めきれず、後から付けるのも難しくないし時間をかけてじっくり考えればイイじゃんと「住人の宿題」にしてあったのですが、把手ナシのまま引き出しにモノを詰め込んで重くなってしまっては「開けられなくなる」こと必至。とにかく何とかしとかなきゃと「養生テープ」をカットして付けてあります。取付施工の現場でのアドリブ。
 ところが、コレが思いのほかお気に入りになってしまって、今に至ると。
 意外にね、イイんですよ、コレが。「養生テープ」のままでも悪くはない。機能的には十二分だし。
 それらしいリボンなんぞを用意してきちんと位置決めして貼付けておくってのは、十分にアリだなと。

e0011321_3122664.jpg 機能的に十分であれば、その存在が感じられないに越したことはないのです。本来そういう性格のものって少なくないはずなのに、やたらと「存在を主張する」のが昨今の風潮でして、それをして「デザイン」だのと言ってしまうし、そうでなきゃ「商売」にならないとか考えるものだから、ろくなことにならないんですよね。「足るを知る」ってぇことを改めて思い起こしました。

 てな具合にこれまでのアドバイスの成果を確認しつつ、さっそく照明器具の取付作業に取りかかるかというと、さにあらず。
 まずは友人との遅い昼食を楽しみます。
 なにせ「業務」として来てるわけではありませんし。

 ・・・んんん、美味いし楽しい。。。
 ひとしきり楽しんだ後に、作業開始。サクっと終わらせてお茶でも飲んで・・・と思ってましたが、ここで予想だにしていなかった事態に直面。
 このリビングだけは入居にあたってクロスを新調しました。そのクロスのセレクトだの施工時の注意だのをアドバイスしていたにもかかわらず、うかつな、しかし重要な見落としがあったことが発覚。天井をね、ずっと「プラボ下地クロス仕上げ」だと思い込んでたんですよね。
 照明器具をぶら下げるヒートンを打とうと思ったら打てない。あれれ?これってプラボじゃなくてコンクリートじゃん。・・・直天でした。ダメじゃん。
 「正しい位置」には取付られないので今日のところは仮付けで済ませて、後日それなりの器具追加と相成りました。
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 思惑とは微妙に異なる位置にぶら下がっているため、ダイニングテーブルを「正しい位置」に置けてないんですが、今日のところの完成図。
 定番中の定番、PH5です。
 やっぱね、照明って大事。
 (蛇足5:この写真を撮った後でお茶タイムを楽しんだんですが、その時にどうしても気になって仕方なかったもんで、照明の高さを5cm下げました。ホントはもう10cm下げたかったんだけど、「日本の常識」を気にして少し遠慮。ちょっとしたことですが、印象ががらっと変わります。明るくしたいトコロだけが明るくなるように。これまた「足るを知る」の仲間かなぁと。)
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by kaz-105 | 2012-12-14 03:49 | 建築雑感 | Trackback | Comments(1)
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Commented by nen at 2012-12-14 08:49 x
テーブルの上のiPhoneのカバーでどなたのお宅か一発で判明(笑)
…ウソうそ、すぐわかりましたけどね(^_-)


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