あけましてめでとうございます
 例年通り帰省する予定だったのですが、暮れに少々風邪気味な感じになってしまい、風邪菌をイナカに運搬してしまうのを避けるべく、珍しく渋谷で年越しでした。

 故郷での年越しでは、「ゆく年来る年」を見終わったところで石手寺まで歩いて初詣というのがお約束。でもって、帰省帰りに気が向けば、京都で寄り道して上賀茂神社。初詣にどこへ参るのかなど悩んだことはなかったのですが、さて渋谷からとなると無知にしてなかなか思いつきません。
 最寄りなら明治神宮。気楽に歩いて行けます。が、少々新興過ぎてありがた味に欠ける気がします。第一、明治天皇を「エラいヒト」とは思っても「神様」とは思っていません。そんなヤツから拝まれるのは迷惑かもしれませんし。お散歩するには実にイイ場所ではありますが。
 何年か前、仕事の締切りに追われて暮れに帰省出来なかった時には、浅草寺に出かけました。今回も浅草寺に、とは残念ながら思えない。で、泉岳寺だの神田明神だの考えるうちに増上寺を思いつきました。
 増上寺といえば芝。芝といえば東京タワー。
 「おお!!東京タワーで初日の出!!」
 なんてグッドアイデア!とニコニコしながら出かけた次第です。
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 まずは、増上寺で初詣と。
 増上寺に東京タワー、イイですねぇ。月のオマケもついて、3点セットです。
 (ところで、「串もんじゃ」ってどんなもんなんですかね?)
 (もひとつ。無知とは恐ろしいもんで、現地に行くまで増上寺が徳川将軍家の菩提寺だってコトに気付いてませんでした。丸に三つ葉葵の紋がそこかしこに在るのを見つけて気付いた次第。徳川家かぁ・・・微妙だけど、ま、いっか。)
 (さらに、もひとつ。この本堂、木造じゃないんですよね。正確なトコは知りませんが、たぶんRC。でも、良く出来てます。内外とも、それらしいイイ雰囲気。フェイクもこのレベルならアリかなぁ。)

 昨年のビッグニュースとして「スカイツリー」は定番のひとつのようですが、まったくもって個人的な思いながら「スカイツリー」はマイナス要素の象徴的な出来事だと思っています。まったく不要のものながら、偏った経済性重視のために無駄な出費をしてしまうコトの象徴。ああいう物体を現実のものにしてしまえる工学技術には、技術屋に端くれとして高い評価をしていますが、残念ながらその高い技術も、使い方を誤ってしまってはどうしようもない。地上波デジタルなんぞより衛星デジタルでいくべきだった、地上波はデジタル化などせずローカル放送に徹した存続をはかるべきだったと、オイラ的には思っています。
 で、東京タワー。
 スカイツリーはじめ全国津々浦々での地上波設備のデジタル化のために要した「なんやかや」のほんの一部を回してくれれば、このキッチュにして愛おしい構造物はパリ・エッフェル塔に対向し得る名所になり得たであろうに。足元をね、大きく広く「公園」にして欲しかった。スカイツリーもそうなんですが、足元があまりに貧しい。・・・もっとも、スカイツリーでは「貧しい足元」を克服して立ち上げることも技術上の課題だったようなので、なんともなんだかなぁですが。
 東京タワーの、そのゴミゴミした足元の小さな駐車場は「元旦特別料金」とかで思いのほか高額な駐車料金だったので、東京プリンスホテルの駐車場を利用し、東京タワーに向かって歩きつつ、上記のようなしょうもないことを考えていたわけです。
 この起伏のある地形を活かして、タワー周辺一帯を公園化するとイイねぇぇ、なんて。

 ま、しょうもないことは、あんまり考えるもんではないですね。
 甘かったです、オイラ。
 東京を甘く見過ぎていたようです。
 東京タワーに着いてみると、あまりの人の多さにビックリ。タワーの足元にぐねぐねと干支の蛇よろしくトグロを巻く人の列を見るに、どう考えても限られた面積しかない展望台に納まる人数とは思えません。
 日の出まであと45分てなタイミングに着いたんですが、展望台に上がれたとして眺められるのは「混み合った人の後ろ姿」、幸運にも窓際に行けたとして「日の出の太陽」ではなく「東京の夜明け」あるいは「夜が明けた東京」。まぁ、それはそれで「見応えのある景色」ではあるんでしょうが。
 かくして、下から見上げた東京タワーで満足することにして撤退。
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 2013年、今年もよろしくお願いします。
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by kaz-105 | 2013-01-02 00:21 | ぽよよんな日々 | Trackback | Comments(0)
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