クリスマスてぇことで、
e0011321_120627.jpg 毎年恒例なんですが、降誕ミサなんぞに出かけます。
 行われる時刻がちょうど具合が良いという理由でいつもは四谷の教会の英語バージョンのミサに出かけるんですが、今年はちょいと気分を変えて司教座のある大聖堂なんぞに出かけてみました。日本語バージョンです。
 教会堂の建物は言わずと知れた名建築だし、本物のパイプオルガンなんぞもがんがん弾いてくれて、それはそれでイイ感じなんですが・・・「日本語のミサ」ってぇのに少々戸惑いました。
 いやぁ、知識としては知っていたわけです。何十年か前、いつぞやの公会議で各国各々自国の言葉で典礼を行っても良いって決まって以来、自国語、つまり日本では日本語でミサを行うようになったってぇのは。でも、実際に参加してみたのは実は初めてでして。
 いやぁ、不思議な感覚です。ミサの段取りは世界共通。何しろつい最近までは世界中どこでもラテン語で行われてて、それこそ全く同じ段取りでやってたわけです。それが、言葉だけ日本語に置き換わったと。
 「うんにゃらかへにゃへにゃうにゃふにゃへにゃららぁぁ、あぁぁめん・・・」てな感じで、独特のリズムと節回しで何を言ってるのか全く分からないまま心地よく催眠効果のあった司祭の「歌声」が、全て何を言ってるのか分かる言葉、しかも文語体ではなく口語体に置き換わるとですね、これがちっとも眠くなってくれない。渋谷の駅前で街宣車よろしくキリストの教えとやらを説いている怪しげな新興宗教の演説とほぼ同じに聞こえてしまうわけです。(実際、そんなに変わりはないのかも知れませんが。)
 なんともコッパズカシイ気分になってるところにトドメを差されたのが、賛美歌。これまた口語体に翻訳してあって、しかも新たに作曲したのかリズミカルで今風のメロディのもの。スキップするようなメロディで「権威が彼の肩にある!その名は驚くべき指導者!」なんて歌われると、アニメ主題歌の方がはるかにイイぞと思ってしまうわけでして。
 「分かりやすい」ということは必ずしも良い事ばかりではないのかなと考えさせられた夜でした。
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by kaz-105 | 2006-12-25 01:48 | ぽよよんな日々 | Trackback | Comments(1)
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Commented by tommy*55 at 2006-12-25 18:07 x
わーステキですねー☆
クリスマスに教会って行った事ないです!!
本来の姿はこうあるべきですよね。

うふふ、確かに、日本語のミサより英語の方が雰囲気でそうですね♪
わかりすぎるのも・・・なんですねー。


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