イームズの代表作といえば、むしろこれらのシェル構造のシリーズかも知れない。
プラスチックが家具に使用されたのは、第1次世界大戦後にバウハウスで実験的に試されたのが最初らしいが、それを実際に商品化し普及したのはイームズとエーロ・サーリネン。彼らの作品は現在でも現役で、未だに生産販売されている。しかも、70年代とか80年代とかの雰囲気がリバイバルしている昨今では、若者たちの集まるカフェにイームズのシェルチェアが使われていたりして驚かされる。イームズは今でも人気のようだ。
ただし、シェルチェアがデザインされたのはいずれも40年代末期から50年代。70年代ファッションを求める向きには少々時代がずれているのだが、そういう固いことは言ってはいけないのだろう。
で、この「おもちゃ」。プラスチック成型品で作ってあるため、木製脚のモノがモデル化されている。スチールロッドの脚を持ったシェルチェアの方がメジャーだと思うのだが、スチールロッドの細さはプラ成形では強度不足で再現出来なかったのであろう。
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オンラインショップもあるようですヨ。