おもちゃの椅子シリーズの続き。
前回エントリーで紹介したパントンは、生まれは北欧ながらテイストはアメリカン・ポップというノリだった。(写真左:パントン・チェア)
今回は、ノリが似ている椅子ということで、エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)のデザインしたパスティリ(Pastilli)をご紹介。(写真右)
エーロ・アールニオという人、不勉強でよくは知らないのだけど、1932年にフィンランドはヘルシンキで生まれ、50年代に工業デザインを学び、1962年にデザインスタジオをヘルシンキに設立、プラスチックを利用した斬新なデザインの作品を数多く発表した人だそうな。
で、写真の「パスティリ・チェア」だが、1968年にアメリカの工業デザイン賞に選ばれたのだとか。ロッキングチェアの新しい解釈の上にデザインされ、屋外でも使用できるとか。樹脂製の樹脂製たるところ。
本物がどういう素材感のものなのか、残念ながら見たことがないし知らないのだけど、この1/12のおもちゃはペランペランのプラスチック製で、なんだかガチャポンのケースみたいな感じ。本物は水にも浮くらしいし、このまま大きくなっただけでおもちゃの感じはすごく近似しているんだろうなと想像している。
ちなみに、奥の方に写っているのは、plusが出してるゼムクリップ入れ。サイズ的にもプラスチックの軽さ加減も、なんだか似ているので特別出演。もちろん、こちらは1/1で「本物」。
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オンラインショップもあるようですヨ。