春は筍
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 すでに一週間前の頂き物なので、若干の季節のズレがあるのだけど。
 京都に居た頃は、この季節になると西山の方まで出かけて、農家の庭先、道ばたで売っているその日の朝に採れたばかりの筍を買い求めて、筍づくしの食事を楽しんだものだった。その筍三昧を一緒に楽しんでいた京都の友人が遊びに来てくれた。手土産は「筍」。
 「朝の採れたてを買い求めに行く時間が無かったの。こんなのでゴメンねぇ。でも、美味しいのよ。」
 友人は恐縮しながらそう言うのだけど、「こんなの」なんて表現、とんでもない。大感激。大感謝である。なにせ今期はまだ筍にお目にかかってなかった。
 渋谷に引っ越してからというもの、「旬の食材」という感覚がすっかり薄くなってしまった。そこらに畑があるわけじゃないので、「採れたてを道ばたで売ってる」という状況など望むべくもなく、スーパーの食品売場に並んでいる食材を買い求めるわけだが、これが高い。あまりに高い。引っ越したばかりの頃に、「壬生菜」を発見し、売っていることに感動はしたものの、その値段を見て倒れ込みそうになった。一束の値段が、京都なら店中の壬生菜を買い占められそうな値段だったのだ。大都会の哀しさ。季節感すらも買うものなのかもしれない。
 で、この筍。軽く焼いた上で煮込んである。極めて美味い。
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by kaz-105 | 2007-04-10 17:36 | 本日の頂きモノ | Trackback | Comments(0)
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