考えてみれば、GWの真っ最中なんて時期に嵯峨野・嵐山界隈を訪れるのは、大学入学直後の新歓行事以来ではなかろうか。嵐山にある友人のアトリエに泊めてもらって、せっかく嵐山に居るのだからと界隈の散策に出かけた。
写真は、藤と思しき花に彩られた小倉池と、苔の上に日向日陰のモザイク模様が描かれた祇王寺の庭。
なにしろ天気が抜群。すごく暖かくて(暑くて?)歩いていると汗ばんでしまうくらいなのだが、竹林の中だといい按配に涼しい。天竜寺や野宮神社あたりでは、とにかくすごい人出な上に観光客目当てのお店の賑やかさも加わって、原宿や竹下通りを連想してしまうのだけど、常寂光寺から二尊院、祇王寺あたりまで歩くとそれなりに人も減って落ち着いた感じになってくる。
午後から打合せの予定が入っていて時間に限りがあったため寺の中には入らず前を通るだけ。祇王寺だけは、引き返すキッカケ代わりに中に入る。時間切れで化野念仏寺までは歩けなかった。
近いうちにまた来る機会がありそうなので、その時は鳥居本まで足を伸ばしてみたいところ。愛宕山に登ってみるというのも一興だが、ちょっと疲れそう。