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 友人から友人を紹介されるという形で知り合った方が「お香屋さん」にお勤めだった。このところドタバタ続きで香を焚くなんてことがすっかりなくなってはいたが、元々嫌いじゃない(というか、むしろ大好き)なもので、興味津々。偶然にも、今日の打合せ外出はそのお香屋さんのごく近所だったもので、仕事帰りにちょっと立ち寄っていろいろとお話を聞かせていただいた。好きとはいえ無知に近いくらい何も知らないので、聞かせていただく話は面白くて仕方ない。あれこれ見せて(嗅がせて)いただいたが、魅力的な香が実にたくさんあるのだけど、いかんせん貧乏生活者には高額に過ぎる。その中から、お試し用なのか、ほんの少しだけ小分けに売っているのを選んで持ち帰った。
 帰宅後、さっそく試す。1本まるまるを使うのはもったいないので、短く折って火をつける。と、これがもう実に良い香り。なんとも言えず優しいのに、しっかりと香る。沈香を多く含む、その店オリジナルの香だそうで、線香の形に成形するための「つなぎ」を最小限に抑えたこだわりの逸品だとか。
 ぶっちゃけ、1本あたりの単価は250円ほど。「線香1本が250円」と聞くと馴染みのない者にはべらぼうに高いとも思えるが、この1本が香る間をゆったりとリラックスして過ごすというのとセットで考えると、「コーヒー1杯の休息」とどちらを選ぶか?という風な発想も成り立つような気がして、たまにはこういうのもいいかなと思えてくる。
 にしても、たかが香、されど香。もっともっと高額なものもたくさんあって、それらがどのように香るのかは想像するしかない。「香道」なんてぇのがあるらしく、その道の奥深さは想像すらできない。が、ほんの入り口に立つだけでもずいぶんと楽しみを増してくれそうではある。
 しかも。その楽しみには、まずは「時間的な余裕」あるいは「心のゆとり」というものが必須なようで、それだけでも価値あるものかも知れない。

 ちなみに、写ってる香台はル・トロネ修道院で拾って来た石を自分で加工したもの(加工と言っても小穴を穿っただけ)。おそらくは修復用石材、したがって現代になって用意された石の破片であろうが、それでは夢が乏しいので、かつてル・トロネ修道院の一部であった石のカケラかも知れないと称している。
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by kaz-105 | 2009-03-16 21:28 | ぽよよんな日々 | Trackback | Comments(2)
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Commented by romepapa at 2009-03-17 18:15 x
おぉ~っ!早速行って来ましたか?(笑)
きっとステキな香りなんでしょうね。
我が家の場合は、オヤジの仏壇の線香ですが、それですら何か
落ち着く気分になる時あります。
色気の無い話で、すいません・・・
Commented by 紅白おーぷん at 2009-03-19 23:56 x
先日はお世話になりました~~(^-^)
さっそく,ご訪問頂いたのですね!

確かに単価,馬鹿になりませんが,その他の嗜好品と比べてみればなるほどという気もします.
#お香は我々庶民には縁のないお品もありますけど(^-^;;


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